RDX(Removable Disk Exchange system)は、RDXドライブにRDXメディア(データカートリッジ)を挿入して利用するバックアップ規格です。
ランサムウェアを含む様々なウイルス対策としてRDXでのデータバックアップがおすすめです。
メディアが交換できるので、複数のメディアでバックアップデータを世代管理が可能です。
バックアップ終了後に、自動でカートリッジが取り出されるので、ランサムウェアに感染するリスクを減らすことができます。
ランサムウェアの恐怖
外付けのHDDに自動でバックアップを取っているから安心だと思っていませんか?
従来のバックアップはランサムウェアに対抗するのが難しい理由がいくつかあります。同期型のバックアップは感染が即座に反映され、オンラインバックアップは感染の影響を受ける可能性があります。自動バックアップは感染前のバージョンを上書きすることがあり、バックアップ検知が遅れると有効な復元が難しくなります。効果的な対策としては、オフラインで保管された定期的なバックアップ、バージョン管理、セキュリティソフトウェアの活用、セキュリティ教育が重要です。
災害対策・ランサムウェア対策に最適
RDXはカートリッジをドライブから取り外し、オフサイトで保管できることが最大の特徴です。データカートリッジをオフサイトで保管することで、サーバ側のシステム障害やウイルス感染の影響を受けずにデータ復旧が可能です。
ランサムウェアは、感染したコンピュータ内のファイルを暗号化して操作不能にし 「元に戻すには金を払え」と言ってくる脅迫型のマルウェア。 一台のマシンにとどまらず、ネットワークを通じて次々に感染し基幹システムやオンラインのバックアップデータまで及ぶと復旧が困難です。 日本でも感染が確認されており、多額の身代金を払ってしまった例も。このランサムウェア対策で重要なのは、バックアップデータを感染させないためにネットワークから切り離して保管すること。 RDXならディスクの取り外し・交換ができるので、バックアップデータのオフラインでの世代管理が実現できます。
簡単な接続と規模に合わせたラインナップ
内蔵された2.5インチHDDのRDXデータカートリッジを挿入し、USBケーブルでコンピュータに接続するだけで利用できます。ドラッグ&ドロップでデータのコピーと移動もシンプルに実行できます。なお、外付けドライブはUSB給電で動作します。
RDXデータカートリッジは、500GB、1TB、2TB、4TB、5TBのHDDをご用意しています。RDXデータカートリッジカートリッジは小さく頑丈なので、持ち運びに便利です。アーカイブ用途でカートリッジをオフサイト保管(システムが稼働している別の場所)することもできますし、他のコンピュータへデータを移行するために使うこともできます。完全な上位下位互換性により、データ量の増大など必要に応じてRDXデータカートリッジを増設することで、将来にわたって使用することができます。
最小構成・推奨構成